【春・兵庫】天空の城が桜に浮かぶ!竹田城跡と城崎温泉を巡る歴史と癒やしの春ルート

はじめに

雲海に浮かぶ姿から「天空の城」や「日本のマチュピチュ」として一躍全国にその名を知らしめた、兵庫県朝来市の「竹田城跡(たけだじょうせき)」。秋の雲海が有名ですが、実は「春」もまた、息をのむほど美しい絶景に出会える季節です。石垣を縁取るように咲き誇る桜と、歴史ロマン。今回は、春の竹田城跡を堪能したあと、関西屈指の名湯「城崎温泉」で外湯巡りを楽しむ、歴史と癒やしの春満喫ルートをご紹介します。

ルート概要とタイムスケジュール

JR播但線・竹田駅、または北近畿豊岡自動車道・和田山ICからのアクセスを想定したルートです。

  • 08:30 ~ 竹田駅到着(天空バスまたは徒歩で城跡へ)

  • 09:15 ~ 竹田城跡を散策(桜と石垣の絶景)

  • 12:00 ~ 竹田城下町でランチ(但馬牛うどんなど)

  • 14:00 ~ JRまたは車で城崎温泉へ移動

  • 15:30 ~ 城崎温泉にチェックイン(浴衣に着替えて7つの外湯巡り)

各スポットの見どころと絶景ポイント

1. 竹田城跡:桜のピンクに包まれる「天空の要塞」

竹田城跡は、標高353.7メートルの古城山の山頂に築かれた、現存する日本最大級の山城遺跡です。天守などの建物は残っていませんが、見事な石垣が当時のまま美しく残されています。 春になると、城跡内にある約30本のソメイヨシノが一斉に開花します。荒々しくも美しい、歴史を重ねた黒っぽい石垣のラインと、可憐に咲く薄ピンク色の桜のコントラストは、まるで一幅の絵画のよう。山頂からの360度の大パノラマと、眼下に広がる城下町の景色を眺めながら歩く時間は、まさに「天空の散歩」です。

2. 城崎温泉:大谿川沿いの柳と桜、そして浴衣散策

竹田城跡を後にし、北上して日本海側の「城崎(きのさき)温泉」へ。1300年以上の歴史を持つこの温泉街は、街全体が「一つの大きな宿」としておもてなしする文化があります。 春の城崎で最も美しいのが、温泉街の中心を流れる「大谿川(おおたにがわ)」沿いの景色です。川の両岸にはしだれ柳の緑と、見事な桜並木が続き、太鼓橋との組み合わせが最高の和の情緒を醸し出します。宿にチェックインしたら、お気に入りの浴衣と下駄を選び、カランコロンと音を立てながら、川沿いの桜を眺めて歩く「外湯巡り」を楽しみましょう。

3. 7つの外湯巡りと日本海の海の幸

城崎温泉には、それぞれご利益や趣の異なる7つの公衆浴場(外湯)があり、宿泊者は無料で何度でも入浴できます。洞窟風呂がある「一の湯」や、滝を望む露天風呂がある「御所の湯」など、春の心地よい夜風を感じながら巡るお風呂は格別です。 また、春の日本海は、冬のズワイガニに代わり、新鮮な「ホタルイカ」や「タイ」「但馬牛」など、贅沢なグルメが目白押し。温泉街の割烹や旅館の夕食で、極上の味覚を堪能してください。

旅行計画のアドバイスとアクセス

竹田城跡の山頂までは一般車の乗り入れが禁止されているため、中腹の駐車場から徒歩で20分ほど坂道を登る必要があります。歩きやすい靴(スニーカー)が絶対に必要です。また、城崎温泉は非常に人気が高いため、大谿川沿いに面した部屋や、貸切風呂が充実した人気旅館は、春の週末の予約が大変混み合います。

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