はじめに
秋の絶景といえば「山の紅葉」を思い浮かべる方が多いですが、近年それと並ぶほどの大人気を誇るのが、大地を真っ赤に染め上げる「コキアの紅葉」です。茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」では、モコモコとした可愛らしい形のコキアが丘一面を埋め尽くします。今回は、この世のものとは思えない赤の世界と、海の中に佇む鳥居の神秘的な風景を組み合わせた、茨城・秋の1日満喫絶景ルートをご紹介します。
ルート概要とタイムスケジュール
車(常磐自動車道経由)、またはJR常磐線・勝田駅からのバス利用を想定したルートです。
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08:30 ~ 国営ひたち海浜公園(開園と同時に入場が鉄則)
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09:00 ~ 「みはらしの丘」でコキア鑑賞
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12:00 ~ 那珂湊(なかみなと)おさかな市場で海鮮ランチ
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14:30 ~ 大洗磯前神社(神磯の鳥居)
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16:30 ~ アクアワールド大洗、または水戸周辺の宿へ
各スポットの見どころと絶景ポイント
1. 国営ひたち海浜公園:コキアが作り出す「赤の波」
春のネモフィラで世界的に有名な「みはらしの丘」は、秋になると約3万3,000本もの「コキア(ほうき草)」で埋め尽くされます。夏の間は鮮やかなライムグリーンだったコキアが、9月下旬から徐々に色づき始め、10月中旬になると一斉に真っ赤に紅葉します。 丸くてモコモコしたコキアが丘の斜面をどこまでも覆う様子は、まるで可愛らしい赤い妖精たちが集まっているかのよう。丘の頂上からは、真っ赤なコキアの向こうに太平洋の青い海が広がり、赤と青の不思議で美しいコラボレーションを視界いっぱいに楽しむことができます。
2. 那珂湊おさかな市場で驚異のコスパ海鮮丼
公園をたっぷり散策してお腹が空いたら、車で約15分の場所にある「那珂湊おさかな市場」へ移動します。ここは関東屈指の観光市場で、目の前の港で揚がったばかりの新鮮な魚介類が、驚くほどの安さで販売・提供されています。名物の回転寿司や、バケツから溢れんばかりのネタがのった海鮮丼、その場で剥いてもらえる生牡蠣など、秋に脂がのった海の幸を心ゆくまで堪能してください。
3. 大洗磯前神社:荒波が打ち寄せる「神磯の鳥居」
旅の後半は、さらに南下して大洗町へ。「大洗磯前(おおあらいいそさき)神社」の最大の見どころは、境内から階段を下りた先、太平洋の荒波が押し寄せる岩場にぽつんと佇む「神磯(かみいそ)の鳥居」です。 古くから神が降り立った地とされ、白い白波が岩肌に激しくぶつかり、砕け散る中に立つ一基の鳥居の姿は、言葉を失うほど神聖で絵画的な美しさがあります。特に夕暮れ時や、翌朝の日の出のタイミングは、空のグラデーションが重なり、息をのむような絶景となります。
旅行計画のアドバイスとアクセス
コキアの紅葉最盛期(10月中旬の約1週間〜10日間)は、国営ひたち海浜公園周辺の道路や駐車場が大変混雑します。開園時間(通常9:30、混雑期は早まる場合あり)の30分以上前には現地の駐車場に到着しておくか、勝田駅からのシャトルバスを利用するのがスムーズです。また、園内は非常に広いので、歩きやすいスニーカーで行くことが必須です。
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